「あの日」の前の記憶へ

こんにちは。

本日は3月10日です。

東京では、69年前に発生した東京大空襲の慰霊祭が行われていましたが、明日3月11日も、東日本の、特に岩手・宮城・福島の沿岸部を中心に慰霊祭が行われることでしょう。

そう、「あの日」から3年。

運命の午後2時46分。

3分以上続いた長い長い横揺れ。

絶え間なく襲った余震。

そして

10mを優に超える巨大な津波

じわじわと町が、家が、店が、車が、そして人が、濁流に飲み込まて行く光景をなすすべもなく見つめるしかない。

地震被害・津波被害が伝えられる中突如飛び込んだ福島第一原発の原子炉建屋爆発の報・・・。

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今思い出すだけでも涙が止まりません。

あの日、あなたはどこで何をされていたでしょうか?

私の周りには幸いにも被害にあった方はいませんが、明日は2時46分、黙とうを捧げたいと思います。

ところで、最近パソコンを買い替えたので前のパソコンのデータなどを整理していましたら、6年前、2008年に浪江・大熊・富岡に出張に行ったときに撮った写真が出てきました。特に浪江町の市街地、富岡町の沿岸部の写真が多くあります。

テレビなどで耳にされたと思うのですが、福島第一原発大熊町双葉町にまたがり、双葉町の北隣に浪江町大熊町の南隣に富岡町があり、原発事故以来除染作業が進んでいますが現在でも立ち入りが制限されている区域があります。

6年前に撮影された写真ですが、おそらくいろいろな意味で今と変わっていると思うので、私のパソコンに眠っているよりも良いと考え、少しずつではありますができる限り公開したいと思います。数えたら30枚ほどありました。

ただ、出張ついでに撮影したものなので、あまり期待されると困ります(汗)

願わくば、この写真の公開によって少しでも地元の方に懐かしんでいただくことを。浪江駅の駅名標



写真:JR東日本常磐線の浪江駅の駅名標