「あの日」の前の記憶へ? 在りし日の富岡駅
こんにちは。
数あるサイトからこのブログに訪問頂き、ありがとうございます。
ここでは6年前の2008年3月に、私が大熊、浪江、富岡に出張に行ったときの合間に撮影した写真を公開しています。
今回は、泊まったホテル海遊館と、ヨークベニマル富岡店と福島第二原発エネルギー館に行く道中に通った富岡駅周辺の写真を公開したいと思います。
ようやく趣味の鉄道らしい写真が出てきました(汗)
富岡駅前です。ヨークベニマル富岡店とホテル海遊館のほぼ中間にありました。
真ん中に写っている観光案内版です。
左半分に写る地図の通り、常磐線は富岡の市街地を囲むように海側に大きく迂回しており、富岡駅もホテル海遊館同様太平洋に面していたので、大津波に襲われてしまいました。
いわき方面です。線路奥にうっすらと福島第二原発の煙突が見えます。
仙台方面行きに続いて今度はいわき方面行きの電車がやってきます。踏切の音がこだましています(写真じゃ分かりませんが)
いわき方面行きの普通電車です。直前にすれ違った軽トラックが踏み切り待ちしています。
写真に写っている線路にも津波が到達し、現在は電柱が倒され、線路は土に埋まってしまっている状態です。
まさかこの写真を撮影したわずか3年後にあのようなことになってしまうなんて・・・。
常磐線の復旧は、新たな路線を敷設するのと同じくらいの労力とコストがかかるでしょう。
しかし、ただでさえ復旧するにも大変なのに、常磐道と同様、原発事故の影響が大きな足かせになっています。
現行の路線を放棄して、海岸部や原発を避けるように山側に線路を敷き直すという計画もあるようですが、実現のめど、そして復旧のめども立っていません。
何をするにも放射能が暗い影を落とし、復旧、復興の妨げになってしまっています。
一日も早く富岡に再び電車が走ることを、願って止みません。
富岡は今回が最後です。
そして浪江・富岡・大熊の写真公開は次回で最終回です。出張の目的地、大熊の写真となります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
皆さんの心に、爽やかな青空が広がりますように。