「あの日」の前の記憶へ? PLANT-4大熊店
こんにちは。
数あるサイトからこのブログに訪問頂き、ありがとうございます。
ここでは6年前の2008年3月に、私が大熊、浪江、富岡に出張に行ったときの合間に撮影した写真を公開しています。
写真公開は今回が最後です。お付き合いいただきありがとうございました。(ブログ自体はまだまだ続きますよ?)
最後はこの出張の目的地の写真です。
タイトルからもお分かりですが、私はこのころPLANTの社員をしていました。(今は退職しています)
PLANTについて簡単に書きますと、食品や雑貨など、いわゆる生活に必要なものなら何でも揃っていて、写真からも分かります通り店の規模は大きいです。
そして2008年の3月に大熊町に新店ができるということで、開店前から応援要員として現地入りしていました。
外観です。お会計(レジ)も一部のテナントを除き全て一緒にできるので、いつの間にかカートに商品がいっぱいに・・・なんてことも。
駐車場もかなり広いです。(この写真はオープン前に撮影したものです。)
店は小高い丘に位置していてすぐ脇を国道6号線が走っているのですが、正直店舗が見えません(汗)なので、この看板で店の場所を確認することができました。(こちらもオープン前の写真です。)
こちらは従業員や業者用の駐車場です。
右上に見える線は電線です。
この電線こそが、福島第一原発で作られた電気を首都圏に送るための電線になります。
この写真は海側を向いて撮影しておりまして、左側方向に第一原発があります。
そして2008年3月13日に華々しくオープンしたこのPLANT-4大熊店。
わずか3年という短い期間でした・・・。
福島第一原発から直線距離にしてわずか2kmしか離れていない場所にあります。(第一原発の空撮映像にたまに写っていました)
オープン時のチラシから抜粋しています。
これから周辺で除染が進んだり半減期を経て線量が下がってきても、この大熊店は営業を再開することはできないでしょう。
例え線量が下がったとしても、中間貯蔵施設がこの付近に建設されれば再開できないも同然です。
売場に並んでいた商品は今どうなっているのでしょうか?
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私は2008年の3月12日に大熊入りし、帰郷も挟みましたが3月30日まで滞在しました。
PLANTは地域に密着した店であるが故、接客・対応した方のほとんどが地元大熊の方や周辺の方だと思います。
もちろんお客さんに限らず、従業員の方も。
皆さんが元気に過ごされているかが心配でなりません。
今回で浪江・大熊・富岡で撮影した写真の公開は以上となります。
最後までお読みいただきありがとうございました。
皆さんの心に、爽やかな青空が広がりますように。